「となみ散居村を学ぶ」ーとなみ野田園空間博物館 となみ散居村ミュージアム

京都から帰った翌日の21日(土)、となみ散居村ミュージアムで、講義をした。
1時間の講義。そして現地へ行くという行程である。
話したのは、砺波地方の俊寛伝説。
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レジメ「となみ散居村を学ぶ」15p。あらかじめ作っていただいていた。
それに西明寺時頼関係、平家物語関係3枚を、当日準備した。
平成26年度、第1回。
「土蔵の会」(旧砺波郷土資料館土蔵の会)会長、北陸石仏の会編集人尾田武雄氏のお口添えで呼んでいただいた。
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織田氏のブログより

講義の後、現地見学。
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先ず、真宗大谷派、宮村景完教寺。
ここには俊寛僧都から譲り受けたという聖徳太子16歳木像(像高75㌢)がある。
この像は、俊寛後白河法皇から頂いたものといい、同寺の開基津幡横根村了通が俊寛の弟子となり、譲られたものという。
境内に俊寛塚(元地はちかいのだが別)碑があり、古式で作られた寒雉作の鐘もある。

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普通車でも狭く感じる山道、枝が覆っている山道を、運転手さんの大変なテクニックでここまでたどり着いた。
久利須(小矢部)、小野(高岡、この)境、久利須地内。


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俊寛塚を歩く
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俊寛塚碑。
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久利須地内へ向かう

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久利須の俊寛清水(弘法清水とも)

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久利須、八幡神社

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小学校跡。久利須分校。
今、多くの人々のもっとも深い思い出の地は学校と、通った道だろう。
それらがどのようになっているのか。
現地へ行けない年頃になった時、何を語りだすだろうか。

夜は、砺波郷土史研究会「土蔵の会」の方々、今日にあわせておいでた方々と、素晴らしい食事をいただいた。

これで、泊まりがけでの予定は、全て終了。