この一週間

6月で年度末、6月から始まる
そんな行事が交錯し、滅多に外で泊まることのない私が、今月は何度も泊まることになった。
体調崩さずに、何とか乗り越えたい…
その最終週が過ぎた。
前半は16日から20日
17~20日にかけて、12組推進員養成講座後期講習で、教導扱いで京都・本山に行ってきた。
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16日(月)内灘海岸
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17日は朝早く、金丸から講習生の方々の乗るマイクロバスに乗り込んだ。
初めて多賀サービスエリアに寄った。
希望者がいての休憩地だったのだが、モダンな商業地といった印象。
寄りますと聞いたとき、昔、佐々木孝正先生と多賀神社へ行ったことを思いだした。
場所も神社も、何も覚えていないのに
「熊野へ三度、伊勢へは七度、お多賀様へは月参り」だったと思うが、それくらい信仰されていた神社だった、ということだ。
(伊勢へ七たび、熊野へ三たび、お多賀さまへは月参り、だった )
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なるほど、これじゃ寄りたくなるはずだ。
信楽の狸は、いつまで見ていても飽きない。

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三日間の研修を終え、法藏館へ寄った。
家にある本と、ダブらずに買うためには、写真取らせてもらうしかない。
お願いして写した。金子大栄、真宗聖典コーナー。

夜は、編集者さんたちと飲んだ。
3時間は越えないように、心していたはずだったのに、
話が面白くて、つい5時間過ぎ…。

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20日サンダーバード3号で金沢まで。
その列車の放送が、すごく柔らかだった。
あまりに、ほっとする印象なので、切符切りにおいでた車掌さん(今は呼び方が違うのかも知れない)に
テープなのか、実際にマイクで話しておいでるのか尋ねた。
その時の、岡崎車掌さんが放送しておいでたのだった。
かなりのスピードなのに、それほどぶれずに写真が撮れた。

七尾線、金沢~金丸

金沢で一時間、七尾線の普通に乗った。
先ず普通列車に乗る機会はない。
駅ごとに写真を撮ろうと思った。
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学生時代、同じ男声合唱団の友で理学部の久保田君と宇奈月まで一緒に行って、彼の父親と大学時代の同級生が経営しているというホテルに泊まった。
その後、私は美ヶ原、強清水などを一人で歩いた。
一人旅の予定に、久保田君の予定が重なり、一緒にそこまで行ったのだった。
その時、彼はこの津幡の三つの駅名に関心を示し、鉄路が着いたとき津幡の郊外に津幡駅と付けてしまったため、本津幡を付け、そして中津幡も付いたのだろう…、と言った。
国語教師を目指してた私は、旅を詩的世界に閉じこめていたような気がするが、そんな見方もあるのだ、と教えてくれた駅名だ。
バーッと話だけを思い出した。
一緒に旅行した友とも、交流がなくなってもう45年。
どうしているだろうか…
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宇ノ気駅。なぜか能登金剛の看板が…。
能登の入り口…、そうかも知れない。
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高松駅
上り下りの列車がすれ違う。
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羽咋を過ぎると間もなく羽咋川
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千路駅前には、大町専修寺さんがある。
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私の終点。金丸駅
誰も知り合いに会わないかと思っていたのだが、
津幡から富来郷土史会の方が乗ってこられ、羽咋まで御一緒した。