明達寺ー暁烏敏ー「10億の母…」歌碑ー

【暁烏敏明治10・1877・7月12日～昭和29年・1954・8月27日、母千代野大正13年寂】
22日（土）松任で泊まった。
23日の朝、ふと思い立って明達寺さんを訪ねようと思った。
このあたりが抜けているのだが、コート、セーターなどは持って行かなかった。
長くは外にいられない、そこで浮かんだのが広いエリアではなく明達寺一ヶ寺散策。
前回（2009年4月22日）

蝋扇堂（清沢満之師を安置する堂）
朧月＝12月。すなわち冬の扇。
満之師は、自らを冬の扇のように必要のないもの、役立たずと号されていた。

「十億の人に十億の母あらむも
わが母にまさる母ありなむ」碑

今度、訪れてみて気づいた。
母の碑と蝋扇堂が一直線にある。
母から生まれた暁烏敏師が、どの位置に立とうと
まっすぐに蝋扇堂の清沢満之像を仰いでいる形になる。
写真は蝋扇堂下から「十億の…」碑を撮った。

本堂近くには
南条文雄師の字もあった。
【嘉永2年5月12日（1849年7月1日）～昭和2年･1927･11月9日、大垣生】

暁烏敏師の字「汝自當知」
汝自ら當に知るべしーなんじみずからまさにしるべし。
『仏説無量寿経巻上』（『真宗聖典』東本願寺出版部版、ｐ13）