2カ所の板碑【羽咋市】【七尾市】

1月19日(木)
松任羽咋~東往来~輪島を行く。
その時通った邑知潟付近の地蔵堂に、
7基の板碑・五輪などが安置してあった。
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そこから、ほぼ西の山際に
板碑・五輪の一群がある。
その板碑・五輪塔群
いずれも、市史には載っていない。
能登の板碑をくまなく調査なさった桜井甚一さんが市史の石造などを執筆しておられるのだが、
妙成寺の石造で代表されておられ、邑知地溝帯南部板碑・五輪は取り上げておられない。

江曽の板碑

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七尾市江曽の板碑
2008年春・同地
向かって左が普賢、右が大日種字。
『新修七尾市史12造形文化編』には、201基の板碑が紹介されていて、大日、弥陀如来、五輪がほとんどをしめている。
その中で、1基ずつしかないのが、
釈迦・虚空蔵・普賢・地藏・愛染明王青面金剛各尊で、普賢菩薩板碑は邑知地溝帯北西・板碑群集地にあっても、珍しいものだ。



関係ないけど、羽咋・七尾の両地。
雪が全くない。