五歩市遺跡付近の今。

白山市松任に用事があり、宿を取った。
行ってみると、海側環状道路インター(工事)、彼方に新幹線工事現場などがあり、
それらに取り囲まれるように、見覚えのある社の森が見えた。
2008年秋に埋文の視察に行った付近だ。
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(2008年10月30日の写真)
その時のブログに、
「五歩市(ごぼいち)遺跡には、七ヶ用水の元の流れの跡らしきものが見つかっているという。
その用水の流れに守られるように、発掘現場のすぐそばに中之郷神社の杜がある。
そこには、御姫神社川神社跡の碑も立っている。
かつて、用水を御姫川と呼んでいたのかも知れない。」
と書いた。
随分様変わりして、用水で潤っていた田は無くなっている。
しばらくすると、七か用水がそばを流れていることにさえ気づく人がいなくなるのではなかろうか…。
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現在の中之郷神社の杜。
向こうの柱状に見えるのは新幹線の橋梁工事。
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反対側を望むと、白山が正面に。
2008年(平成20)年秋、県埋蔵文化財センター視察・五歩市(ごぼいち)遺跡など