鶴来街道散策ー17日ー

17日金沢で午後1時、夜7時の用事があり、昼の5時間ほどを、どこで過ごそうか考えた。
暑さで早く目が覚めたので、車内で昼寝をするとして…、そのあとは?
昨年まで、この程度の時が与えられれば、ためらわず白峰まで足を運んだ。
今年は、そういう気持ちはおこらない。
ということで、鶴来散策。
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鶴来別院。
屋根が修復されており、見違えるほど落ち着いた伽藍になっていた。
明治32年に建立されている。
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よいパンフレットがあった。
何度か本堂で手を合わせたことがあったが、別院の文化財などは全く知らないでいた。
文化財の一つが
御殿門。
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金沢本多の森にあった本多家(加賀藩筆頭家老・5万石)の門を、昭和32年に移転。


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波切地藏。元船岡山の磨崖仏。
昭和27年に書かれた右手の縁起などには、泰澄大師との関係を説く。
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筆を持つ僧形像。

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波切地藏は、七カ用水が道と離れていく地点に鎮座する。
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波切地蔵堂


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神主町公民館。
白山(しらやま)集落は、一ノ宮村時代神主町になった。
現在は白山(はくさん)市白山(しらやま)町

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かたがり地蔵。
泰澄の姿をかたどったとの伝承もある像。
波切不動と同じく元船岡山磨崖仏。
かたがりは当時の形状からの通称。

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浄養寺石塔群。
文明2年(1470)、同3、同5年などの銘のある五輪、
人名を刻んだ宝篋印塔などがある。