七尾でー横川巴人展、雪の朝、宮原四良氏と松浦五郎氏ー

横川巴人展

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高澤ろうそく店での横川巴人展。
巴人展
巴人の書画

雪の七尾。

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15日朝。雪景色の城山がきれいだったので、車においていたカメラを撮りにいって帰ってくると、もう城山は雲に隠れていた。
このあと、4祖合同坊守会・新年会。

宮原四良、松浦五郎氏

14日、七尾市立図書館をのぞいた。
新しい図書館になってから始めてである。
司書の方で2人知り合いがおいでた。うち1人は能登島の方で、改めて平成の合併を思った。
宮原さんが中心になって完成した能登島町史の想い出などを話したあと、郷土コーナーを見ていると、松浦文庫があった。
宮原さんは四良さん。こちらは五郎さん。
能登島の四良さん、七尾の五郎さんの話になるなんておもしろいね…と、いっていると、2人は兄弟なんだという。
うそー!、といったのだが、おふたりとも兄弟なんですよとおっしゃる。
能登島町史が終わって、随分経ってから古文書地区調査員、埋文地区地区委員などで五郎さんとおつきあいさせてもらった。
そのせいだろう、お二人を結びつける話題を交わしたこともなく、四良さんがなくなられてお通夜にうかがったが、その時は、五郎さんが亡くなられてから10年後のことだった。
まじめな司書のお二人が担ぐわけはない、本当なのだろうな…、と半信半疑のままにいたのだが、五郎さんの遺稿『七尾の俳壇史』を見直すと、間違いなくお二人はご兄弟だった。
大雪のため、泊まりがけで七尾に出かけ、「能登島の宮原、七尾の松浦」と尊敬していたお二方が兄弟であることを知るなんて、
雪さまさまだ。
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『七尾の俳壇史』松浦五郎著、平成8年・19968月1日発行。発行者は奥様の松浦禮さん。禮さんから送っていただいている。
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『七尾の「でか山」』平成7年3月刊。七尾市職員労働組合執行委員長向田博一発行。
今、本を開いてみると、向田氏の名刺が入っており、そこに「寄贈いたします」と書いてある…何も覚えていない…。
微かな記憶ー松浦さんがおいでる。場所は七尾市役所…誰か側にいて、その人に、松浦さんがこの人に一冊あげてくださいとおっしゃっている…光景………。

『能登島町史』と宮原四良さんお通夜
キシュウ、「まだら」と松浦五郎氏