♫茗荷(みょうが)めでたい蕗(ふき)繁昌…ー能登町

今日明日、天候をにらんで蕗(ふき)刈り。
私は、邪魔にならないよう、部屋でぼさーとしている。
何度となく、「蕗刈りかぁ…」と思っているうちに、
「♫フキ繁昌…」の民謡(労作唄)を思い出した。

2つの食物が目出度いと歌った歌だった。
田植唄だったろう…。
もう一つは、大根。
そうそう、大根の花は何段にもなっていて、それで塔が建つ。
それがめでたいという、歌詞だった。
「♫大根花めでたい塔が建つ、ふーき繁昌」
語呂が悪いな、と思いつつ、このことについて書いた抜き刷りを調べた。


「♫茗荷めでたい蕗繁昌」だった。しかも、「がめがち歌」だった。
大根の方は、田植唄で、
「めだいものは大根花、花咲く実なるとうがたつわいな」
となっている。


この二つの唄は、昭和53年頃、
藤原要八(明治43年生)さん、船下やい(明治42年生)さんに
それぞれ歌ってもらったのを『能都町史』第1巻(昭和55年5月刊)にまとめた。


今年…30周年?
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