今月の八組坊守会ー輪島市
今日は八組坊守会。
照光寺さんへ行く道
渋田の里
どこで何を話したのか混乱の極みなので、
月ごとにベースとなる資料を作り、
それで押していこう、と決めた。
今月は
8日釋尊降誕會、花祭
1日親鸞聖人誕生会
そこから生死を超える道に出会わせていただく機縁が生まれた。
これでいこう。
1枚目のプリントは、東本願寺春の法要に向けて書かれた宗務総長の
「生死出ずべき道」
「あたわり」について触れた3月26日の「時鐘」。
12年前の「天声人語」豊浜トンネル、「今はわかる」(大井紀子さん)の記事について。
2枚目「月に兎」。「今昔物語集」の原典「三獣行菩薩道、兎焼身語 第13」。
そして、1040話も話が載る今昔物語集の第1話「釈迦如来、人界宿給語 第1」、第2話「釈迦如来人界生給語 第2」の出だし部分。
3枚目 永六輔『庭説法』の「歌浄土」から別れを歌った詩。
それに江口喜久男氏の、合掌姿にあえる喜びを記した文(これは読み資料)。
生と生かされてある日々と、死。
いのちのつながり…を願いのテーマとする資料を作ったつもり。
今月は、あと、紫会(23日)、蓮如忌(25日)、富来郷土史研究会(23日)の予定が入っているが、
紫会は越後旅行の事前勉強、蓮如忌は「絵解き」中心、富来は「水と信仰」と決めているので、
直接生かせる場は少ないものの、
『今昔物語集』を通して、
釋尊が菩薩時代兜率(とそつ)天の内院にあって、五衰を示し、閻浮提(えんぶだい・地球)に生まれてくる話。
摩耶(まや)夫人の胎内に宿られたのが7月15日で、2月8日お生まれになったとする経典が多いことなど、ずいぶん勉強になった。
会所は渋田照光寺さん。
静かな山里。
懐かしい風景。
こういうところで、じっくり学び会えれば…
いいのだが
欲張りすぎているか。
お寺回りの花々
なお、渋田を舞台とした次の報告書がある。