『珠洲散策のーと』

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つまつまやっている「のーと」作り、
表紙のイメージまでたどりついた。
出来るだけ振り仮名を。


何の気なしに読んでいた字に、
いざ振り仮名をつけるとなると、迷うことが多いし、読めない。
たとえば「気長足姫」「倉稲魂命」は
ケナガタラシヒメ、クライネダマノミコトと読んでいた。
別に誰にいうわけでもないので、自己流ですませていたのだが、
いざルビを振るとなると??
神道大辞典縮刷版ーちっちゃな字を確かめる。
出てこない。神社名で調べる。
最初の方はオキナガタラシヒメだった。
二つ目は確か稲荷神社の祭神だったが、と稲荷神社を調べていくと出てきた。
なんと、ウガノミタマノミコトだった。どうして倉稲がウガになどと考えたら進まない。


今朝も「飯田城」で引用する原稿を見ていたら、「城郭」「郭」「腰郭」が出てきた。
辞典を調べると「郭」は「くるわ」と読んだ方が良さそうだ。
となると、ジョウカクなのだから熟語の「腰郭」はヨウカクでいいのだろうか?と
様々な辞典を見てみるがどこにも出てこない。
思いあまって執筆者に電話した。
すぐコシグルワね。とおっしゃった。
で、先へ進めると「本郭」が出てきた。何度も電話は出来ない。ホングルワと振った。
知ーらない、どうなることやら…
ともいっておれない、さーて、続きを…。


部屋は切り抜きを待っている新聞が山のように積まれ、足の踏み場もないー
春の日。 

→コメント「今は分かる」大井紀子さん
「NON’S ROOM」