8組坊守会・本覚寺さん・三右衛門のガイモン
会所の本覚寺さんには、目を見張るものが多くあった。
すばらしい彫刻。
真宗の本堂の原点・道場形式を伝える本堂内陣。
もと川西にお寺があったとの由緒など、
このお寺を中心に、中世~近代に至る地域史が書けそうな雰囲気を有している。
この辺りは、輪島市史の折にも、調査されておらず、
何が眠っているか分からない。
外縁の戸に獅子の彫刻がある。その一つ。
弁当を持参し、会場作り手伝うよ…。
といって早くおじゃました。
キュウリと味噌、食べます?
ウンいただこうかな…、で出していただいた新鮮そのものでかつダイナミックなキュウリ。
ついカメラを向けた。
手伝いは?…準備が済んでいて、せず。
正面は二頭の獅子。
両脇、カリョウビンガ?…人面ではないので、違う。
極楽六種の鳥の一。
両余間の前は、竜。
真宗寺院の最も古い形式を伝えている本堂内陣。
能登民話の雄、三右衛門のガイモンもあるそうだ。
一帯の景観も、いかにも古い由緒を物語っているかのよう…。
向かいの山は桶戸の山。
大きなカタツムリがいた。
講義を終えて。
午後4時頃。
西日を受けて能登キリシマが輝いていた。咲き誇るのはこれから。