花粉症なのか風邪なのか…出発ー阿別当ー輪島市
4月29日から、本箱の整理を始めた。
本箱を減らそう。空間を広げよう。と思い立って始めたのだ。
座っているばかりから、立って動く、へ気持ちを移行させようとの思いもあった。
その間、新たな花粉症…。
のども痛いと思っていたら、一昨日風邪だったことに気づいた。
それで、久しぶりの20キロ以上の外出となった昨日は、
何となくふらつきながら、勉強会に出かけた。
それでも、田植が済んだなりの田と山の木々の芽吹きの美しさに圧倒され、
八太郎峠を越えながら、
帰りは、寺山~阿別当に行ってみようと思った。
阿別当道はすごかった。
道に木々の枝、ぬかるみ、
バックも出来ず、時には慎重に、
ヒエーッ、行けー、とかいいながら、
広域農道になんとか出ることができた。
中空に月。
この坂の向こうに阿別当に最後まで残った仲荷家がある。
阿別当は、宝立山黒峰城主阿部判官が落ち延びたところだといわれ、
地名も、阿部殿、阿部落人が阿別当と表記されるようになったのだ、
との伝説がある。
この谷をウンコラショと車を走らせた。と、こうなっていた。
泥だらけ。
ポケットパークよりかなり西よりで、農道と合流したので、
今後調査する日が来るかも知れないことを考え、
ポケットパークから続く谷の東側道を降りてみた。
枝につかえたり、落石も多かったが、
この道は一応舗装されていた。
伝阿部判官の墓は、こちら側の道沿いにあるのだった。
阿別当神社。
元は阿別当・仲荷家近くにあったはずだ。
『珠洲市史』で調査したのが30年以上前のこと。
あの時、神社で金仏を見た。
そのうちにと思って写真も撮らないでいたのだが、
その後、行方不明。
幻の金仏となってしまった。
無念。
寺山地内。