書誌紹介の紹介ー「岩田書院」
15日に書誌紹介を書いた。
今日、早速出版元の「岩田書院」さんから、
同社の「ホームページにこの書評(全文)を再録させていただきたく」との案内が届いた。
もう目に留めていただいて、早速の転載。
こういうフットワークの良さが、岩田書院の強みだ。
転載されるはずのホームページを開いてみると、
『越中の民俗誌』の書評は、すでに二つ載っている。
2002年11月29日「北日本新聞」の書評。評者は廣瀬誠氏。
もう一点は2003年12月刊「宗教民俗研究」13号。評者は木場明志氏。
それから、3年間を置いてだから、ちょいと申し訳ない。
ところで、日本民俗学245号で書評・書誌紹介された本は
「富山民俗の位相」佐伯安一著、桂書房。
「祭祀と空間のコスモロジー」鈴木正崇著、春秋社。
「犬山祀り総合調査報告書」犬山市教育委員会。
「写真で見る民家大事典」日本民俗建築学会、柏書房。
「奄美・沖縄・哭きうたの民俗誌」酒井正子、小学館。
「技と形と心の伝承文化」岩井宏實編著、慶友社。
「越中の民俗宗教」伊藤曙覧、岩田書院。
「宗教 神 祭」原田敏明、岩田書院。
「奄美 加計呂麻島のノロ祭祀」松原武実。岩田書院。
「新編高崎市史民俗編」高崎市史編さん委員会。
「民俗宗教の生成と変容」御影史学研究会編、岩田書院。
の11冊である。
岩田書院の本が4冊。
244、244号を見ると、自治体が3、出版社刊が10紹介されているが、岩田書院だけが複数、それも3冊紹介されている。
こうして、見ると岩田書院が民俗学を牽引していると言っても過言でないような気がする。
しかも、岩田博氏一人でやっているのだから、驚嘆せざるを得ない。
「(再録に対して)とくに問題がないようでしたら、わざわざご連絡にはおよびません。」
どうぞどうぞ。
こんなに遅くなったものでもよければ…。
お体に気をつけて、引き続き、多くの研究者に、
いつかは岩田書店から出版するぞー!の夢を与え続けていってください。