装幀ー西のぼる氏

アクタスの『能登国三十三観音のたび』紹介文には触れられてないのだが、
装幀が「西のぼる」氏である。
氏は、著名な挿絵画家であり、装幀でも定評がある人だ。
週刊誌、新聞数紙の連載で多用な最中に、珠洲出身、中高校の同級生というだけで、
無理をお願いして装幀してもらった。
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西のぼる氏装幀本の一部。『彩雲の抄』上:1994(平成6)6月刊。
『さし絵の周辺』1994(平成6)9月刊、さし絵とエッセイ集、実に文章もうまい。海越出版社刊。
『最後の将軍』1997(平成9)7月刊。
『雪古九谷』2001(平成13)12月刊。
『幽霊』2001(平成13)7月刊。


本の表紙を眺めているだけで、
やすらぎが感じられるはずである。


能登のくに』の隠し味(35単位用に作った。どこかの大学で一般教養、能登学があれば、1年分)とは違って、
西のぼる装幀は、西ファンなら、ぱっと見ただけで分かる世界だ。


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これはかつていただいたテレフォンカード(実物の半分大)