「きっぱりと冬」近し
どんどこ冬に向かっている。
今朝はアラレが降ったらしい。
そこで、浮かんできたのが「きっぱりと冬が来た」。
北西の風が止むと、サーッと雪が降り、一面真っ白になる。私の住んでいるところでは、そういう光景がぴったりなのだが、
今のところ、ちょいともたついている。
今年は雷が多かった。雷雨、風が山間から海へ走り、そろそろアラレだぞ。雪だぞと、予告していくのだが、その、予告が多いままで、もう一歩フユになりきれていない。
その雷を「鰤(ぶり)起こし」というのだった…ということを数年ぶりに思い出していた。
ところで、「きっぱりと冬が来た。」と歌ったのは誰だったろう?
立原道造?
伊東静雄?
三好達治?
等の名が浮かぶ。
北川冬彦?
安西冬衛?
この方々は、冬からくる連想だ。
色々調べていって、高村光太郎だと分かったとき、以外だと思い、まもなくそういえば、光太郎の詩の調べには、強い線があることを思い出した。
きっぱりと冬、は…間もなくだ。