輪島市町野町金藏の伝説、白山遥拝の里

金藏を舞台にした酒ー米蔵金ー
の箱に次のように記されている。
能登志徴』に「上代金を納める藏ありし故の村名なるべし」。
「…なるべし」だから根拠なし。

金の鶴が舞い降りた。
大人が産み落とした「たかつぼり山」。
雨乞いの「蟹の甲(ガンノコ)石」などがある、とある。


金藏のあるエリアからは白山が見えるという。
白山の遙拝地として古代から開けていたはずで、
輪島岩倉、珠洲雲津と共に、
初期の修験者が拠った重要な場所が、ここの出発点だったのだろう。
近くには、猿鬼と関係があるすばらしい景観の大西山。
伝説にある「蟹の甲石」などがあり、
汲めども尽きぬ、魅力的な空間が広がる。