2019-10-18 (公財)石川県埋蔵文化財センター 評議員・理事・監事発掘調査現地視察―10月16日(水) 能登を知る いつものことながら、写真の貼り付け位置がわからず、時系列では下から見ることになる。 16日現地視察に行ってきた。 新幹線は終わったのではなく、その周辺部発掘もあるのだという。ただただ忙しそうだった昨年に比べ、少し周りを見渡しながらの発掘調査になっていると思えたが、調査の切り換え時期であったためそう感じたのかも知れない。 翌日、お会いした弁護士さんが、梯川下流小松天満宮の浮島保存に関わっておられたそうで、偶然に驚いた。 法縁でもあるのだ。 1997年頃の白水付近(『蓮如上人と伝承』1998年12月金沢東別院刊、執筆・写真西山)。このすぐ左に新幹線工事が進んでいるのだ。 一針C遺跡。梯川旧堤防新堤防の間。台風19号に備え土嚢が積まれているが予定地は水が浮いている状態。人々は水沿いで生活を営む―それで遺跡が層をなしている。一方川水の多い季節の発掘は危険が伴うためここは10月中旬から12月下旬の発掘予定。なかなか進まない。そういう現場もあるのだ。 加賀市弓波。新幹線工事。このむこう左側に接するように蓮如上人が杖でついて湧き水を得たという「白水」がある。 快適なバスで移動。 今年度発掘調査地。弓波、庄・西島、一針C・古府シマを見学視察。庄や古府、地名からしてすごい。 訂正(弓波の解説)このすぐむこう左→右