人間国宝・灰外達夫・作品展―今井商店ー

毎年、春勧化の宿をお引き受けていただいている今井さんの、今町通り商店で「人間国宝 灰外(はいそと)達夫」展が開かれている。
最終日の昨日10日(日)、行ってきた。
灰外さんの作品は、生家近くの若山町洲巻で「庚申画像」を調査した折作品を見せていただき、
新幹線・金沢駅の作品を見、
亡くなられた後、埋文評議員会で漆芸家・市島明子(桜魚)氏から、灰外さんの思い出をお聞きし、
昨年10月末には、若山公民館でじっくり灰外作品を鑑賞したのだった。
それで、私のレベルでは、充分灰外世界は知っているつもりでいた。

今井商店

入口に立った時、その思いはブットンだ。
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手前の皿、左手に灰外作品。右手、樽の上に子供のころから今井商店に買いに行ったキャンデーの型が見える。
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灰外達夫作品、皿と下手前は神代杉挽曲木象嵌―飾箱

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塩籠。大相撲で力士が撒く塩の、塩を入れておく籠と同じ品だそうで、精密な竹細工。
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池には金魚が泳いでいる。豊かな空間。


今井家~大町~西寺町

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いろは書店駐車場。二軒隣の家に鈴木大拙(貞太郎)が下宿していた。
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大運寺(浄土宗)だんご撒き近し。2枚目は『写真アルバム能登半島の昭和』用に提供された写真。
一枚目―境内左手前に消防署、右手前に火の見櫓があった。大町・西寺町・鍛冶町の交差する「ひろみ」が右手前。後ろの山は飯田城山。

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