石動山 秋のつどい 10月14日(日)

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天平太鼓
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鹿島町史』調査のため、当時の鹿島町通った頃、カセットテープ(「能登歌標」)で聞いていた「みれんぼ橋」などの懐かしい歌声に乗ったキビキビした踊りが続いた。
曲と共に、一気に40年前の自分に出会う。

五社権現の解説、桜井憲弘さんは歴史学者で、その時の事務も担当なさっていた方である。
桜井さんに会える今回の講義、さらに歌。「みれんぼ橋」を聞いたそれだけでまず、石動山へ来た甲斐があった。

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時忠長男時実(平松家)権大納言平松時章(1754~1828)、寛政3年(1791)7月28日 石動山総代〈五智院〉を通して、則定想左衛門、時国右京佐へ詠草を送る。
 ありし世にそのいさをしは大谷や苔の下にも名は朽ちずして
白檀香を包みて墳墓に手向けるとて
 ほのかにも煙のうちに立そひてかへさむ魂の薫ともなれ
時国に
 はらからのふたつの家のたいらけくやすらかにして世々に栄えん 
能登志徴』下 p281

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旧観坊
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左から、
倶利伽羅不動(剣宮)
蔵王権現(火宮)
虚空蔵菩薩(大宮)
十一面観音(白山宮)。客人神とされているのは、勧請してしまうと、年中、雪が降るからだといわれている。このような話から入って行くと興味を引くのかも知れない。
将軍地蔵(梅宮)将軍地蔵は気多神の本地である。
記録からは、聖観音が本地であることの方が多い。

普段は見ることが出来ない、五社権現本地仏が公開された。
本地仏はいずれも素晴らしいもので、石動信仰史の重みを感じた。
本地仏に出会った人、約70人
現地で出会った鵜祭道中の宿保存会会長事務局長道端さん、kkぶなの森ディレクター今井さんと周囲を歩いていて、片付けがはじまった頃に飛び込んだ。
むかし使った言葉ーかろうじてセーフ。


つどいに参加した人々は130を数えたということだ。


秋の爽やかな石動山だった。