西条八十碑―七尾、御祓川畔―

なんとはなしに気にしていた、西条八十碑。
七尾鹿島坊守会のあった6月15日(金)。
やっとたどり着いた。
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七尾まだらを全国に紹介なさったのが、八十氏。
能登の岬……ではじまっているが、これは珠洲の岬の方が知られている。
その方角(鬼門)に向いて、矢や膨大な忌串が出土したのが、小島遺跡。
能登立国、越中併合の物語が、二つの珠洲岬と小島遺跡によって、かなりリアルに語ることが出来る。

先の話だが、9月28日(金)「寄り合いみそぎ」を会場に、七尾図書館友の会主催の講演では、
八十と金子みすヾを話す。
『七尾の碑』に八十の碑が紹介されたあとに、金子みすヾとの関係が知られるようになったからである。

能登の岬の
御所縁桜
枝は越後に
葉ハ佐渡
花は
大坂の城に
咲く

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