『妙好人 千代尼』、臥龍文庫経緯

先月11日のブログに、

(書店発行の)一般書から、お礼を遂げる(自費出版本)に切り替え、
あとがきは、27年前刊の『蓮如真宗行事』、17年前刊の『蓮如上人と伝承』以降、
この単著『妙好人・千代尼』の間に、真宗関係で何を書き、何が整理されていないか、
さらに奥に社会変化・過疎と、どう関わればいいかの問題提起を流しながら、あとがきも書き終えた。
B6、248ページ。
今月中には出来上がり、書店ではなく、手元に届く(予定)。

と、書いた。

自費出版なので、切り詰め、表紙もあっさり-ただ栞代わりに便利だと思っていた「雁垂れ」という表紙だけは、ちょっと贅沢にして、
印刷屋さんが提示したゴチャゴチャ表紙は避け、教科書と一緒なのだから、と写真のような表紙を選び、
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11月28日刊行。
のはずだった。


そこで、関係者に配り、
子供のころから父に連れられて、よく行った七尾のきくざわ書店さんには、並べてもらう手はずを整えた。

あとは、振替用紙を使うため、かなりの枚数を準備した。

この間、あいだに編集者がいないので、本制作に使われる言葉をずいぶん覚えた。
また流通で言えば、本屋さんに並べてもらうには、ISBNがいる。
私が取得した「臥龍文庫」のISBNは間に合わないので、前田印刷さんのISBNを使い……といった具合である。

結論からいえば、まだ本になっていない。
あとがきにも、平成二十九年(二〇一七)十一月二十八日と書いたのに、この日も消した。

近々本になることは間違いないのだが、事情は次回にでも……
この…も、本で使う時は……であることも学んだ。