教育講演会ー平成29年度 石川県教育振興会総会 記念講演会-5月17日(水)

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チラシ初稿。
この後に後援として奥能登地区各教育委員会、県高等学校長協会、県小中学校校長会、県PTA連合会、県高等学校PTA連合会
講師プロフィールが載っている。
すぐ講師控え室に行ったので、受付においてあるチラシをもらい損ねた。
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18日(木)北陸中日新聞
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北國新聞
16時に講演を終え、翌日高山別院で開かれる真宗大谷派教学大会の発表・講演を聞くため途中の砺波で一泊した。
新聞は19日に帰ってから見た。


自分で言うのも何だが、市町村史の年中行事、真宗の講、民間信仰の執筆、そこに生まれてきた疑問を調べるため、能登各地を泊まり歩いているのは、今となっては自分が最も多いだろう。
そこに出会ったこと、残されていることなどを一応レジメとして用意し、要をいくつか選んで話すようにしたのだが、
教育関係者の方々が対象と言うこともあって、導入に能登各地の校歌を持ってきた。
取り上げたのは
佐藤春夫信時潔、※大津有一、鴻巣盛広、平井康三郎、※戸坂潤、折口信夫、※杉森久英、(井上靖)、橋本守正、(吉本與彦)などである。
※印は、廃校跡の碑などに残っている校歌の作詞者。
それから東西南北、暦、六斎日、古墳、木簡、風土記能登四郡、万葉集などを休憩を入れずにお話しし、85分。
慌てて「梁塵秘抄」を唸って90分のお話しをさせていただいた。
中世以降、特に現代に生きている芸能・行事などに触れることがなかったので、教養に終始した感は否めない。

6月6日能登里山空港で、能登についてお話しする予定になっているので、その時は、住みたい・何度も何度も訪ねたいと思える能登の魅力をキーワードに、深くて広い文化の抽出に望みたい。

ところでこの度会長さんになられた藤井さんが事務局長をなさっていたとき、御縁があったそうだ。
5,6年前かと思って調べると、平成17年(2005)のことだった。
お話ししたのを、「伝説の宝庫能登義経伝説を通して「教育のひろば石川」110号 教育振興会」に載せている。
12年も前だ。やはり珠洲で会がもたれたのだろう。