八木景子、本谷文雄・有希子、西のぼる、山根公氏

映画監督・八木景子さん

本日(8日)、朝日「ひと」欄
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気づかなかった。連れ合いが、八木さん載っているよ!と言ったので見てここに残せた。
ご主人が、この11月10日に我が家へ寄っていった。
東京へ帰らなければならないという僅かの時間に、話したのが、アメリカで~だった。このことだったのだと納得。
そういえば、捨てられる寸前の八木家の襖(下張に文書を用いている)が何枚か物置においてある。故八木家夫人と連れ合いが、あんな汚いものをどうするのでしょうね、と話し合っていたが、その頃は確か珠洲焼資料館長時代で、10年以上は経つのだろう…、あれもこれもやれそうな気がしていた頃だ。
今、もし、裏張りをはがして調べたとしても、報告書に仕立てる時間も場も無い。
どうしたものだ…。
「さらば襖」をいつ決断するかだ。
決断しても、捨てる手間暇がなさそう…。
どうしたものだ…。
TVービハインド・ザ・コープ
ビハインド・ザ・コープ、八木景子監督

本谷文雄・有希子さん

以下、12月5日(月)北陸中日新聞
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本谷有希子さん芥川賞、そして父

西のぼる氏

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安部龍太郎氏と西のぼる氏
西のぼる・燭光展

山根公さん

この連載は少なくとも100回は続いている。
山根氏とは加能民俗の会で、一時期親しくお話しする機会のあった方である。
この方たちがおいでるので、千代尼の妙好人としての視点から本が出るものと思っていた。
待てど暮らせど、そのような本が出ず、
出ないのなら、書けばいいと妙好人・千代の文を書いた。
それがそのままになっている間に、いろんな千代関係のイベント記事が載り、この連載も始まった。
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女性らしい句という表現がよく見られたが、私は性による句境の違いに疑問を持っており、ーまして元禄期における男女差はどうだったかが分からない中での女性らしさでくくってしまうー危うさを感じたのと、妙好人・千代的見方もないので、連載文はあまり読まなかった。
ただ、毎朝「加賀の千代」の文字を眺め、私の書いた文はどうなったのだろうと連日思っている間に、
書いたものを何とかしようと考えること自体、意味が無いのではないか、と思うようになってきた。
何事も、適時というものがある。

先月18日(金)当寺で営んだ叔母の満中陰に講談社のデジタルプロモーション部長の甥も来たので、文化継続・出版などについて話した。
歴史・民俗の活字になっていない部分を伝えようと考えている私と甥とは距離があるのかも知れないが、
現在から考えるという意味では同じ所に立っている。
しかし、多くの読者を望めない学術的な要素が主体となる本になると、
これだけ多くの大学があって、多くの研究職員がいて、彼らに対しては科研費などあるのだから
それを利用する出版が当たり前なのかも知れない。


元から考えて見よう。