お彼岸

昨日はお彼岸の中日。
お参り、お説教がある。
お彼岸に拝読するお経は、どこでも阿弥陀経なのだろうが、
当寺の場合、上げ御講のお参り(正信偈・同朋奉讃)があり、御消息宣如御書を拝読する。
本来、野々江地区の御門徒が寄り集まり、お斎料理の準備をし、お斎をいただいた。
その後に、お彼岸のお参りとなり、いわば2つの仏事を中日様には営んでいるいることになる。

お斎は0~の食中毒が話題になった頃から、学校でのバザーなどと共に急激に行われなくなった。
当寺の立地地は町域なので、野菜などを持ち寄って精進料理をいただくお斎は、無理があった。
それで在所御講は、上げ御講という形を取っている。
在所門徒さんから見れば、一緒に正信偈・御和讃を読み、御書様を聞き、お供え物をいただき、
引き続いてのお彼岸のお経をいただき、説教・法話を聞いて恩徳讃斉唱、となる。

それで、お説教も布教師を招待せず、私が話している。
「地語り」という。
それでも一座・二席。
話す内容をメモ書きにし、締めに「彼岸の御文」を拝読する案を立てた。
身の回りがゴチャゴチャで、彼岸の御文を『蓮如上人行実』から探し出してコピーする前に、お参りの時が来た。

あとでブログを見ると、「彼岸の御文」を全文載せている。
お彼岸ーデーター
この場でプリントアウトすれば解決していたのだ。
必要な資料をすぐ出せるようにこのブログを始めたのではなかったのか?
と、自分に問いかけている。
つまるところ、自分のやっていることを信じていない、ことが分かった。