能登教区第8組「門徒会研修会」-9月8日ー

8組(能登町矢波・波並・宇出津、旧柳田村、輪島市町野町、東山町、里町、名舟町、渋田町)門徒会の講師として参加。
会場は国民宿舎やなぎだ荘。
懇親会にも加わった。その場で、
門徒会長さんが、数日前に恵信尼公記念館に行ってこられたという。
愚禿鈔」に、内は賢にして外は愚なり、愚禿は外は賢にして内は愚なり、とおっしゃっているという話を(どこかの研修で)聞いて、間違えて教えているのではないか、と質問しようかと思ったのだが、親鸞聖人がそう言っているのですね。
あんな立派な方やから、内が賢に決まっとる…と思っていたのやけど、質問せんでよかった。
と語りかけなさる。


別のお寺の責任役員さん(よく知っている方)。
本山に一泊研修で行ってきた。帰りに一人一人に和讃をくださった。
私のは、と(その場で書いたらしい)紙を見せてくださった。
浄土真宗に帰すれども
真実の心はありがたし
虚仮不実のわが身にて
清浄の心もさらになし
そして、「清浄の心もさらになし」は、私を言い当てているようで、と何度もそこを読みうなずいておられた。

頭の下がる方々がおいでになる。


講義中も、
2月9日の朝、数え85歳の親鸞聖人は夢を御覧になった。
弥陀の本願信ずべし、と話し出すと、すかさず唱和なさった女性もおいでた。御和讃を覚えておいでるのである。


大雨が降り、夕方は蒸し暑い日だったが、
こころに、爽やかな風が吹いた。