珠洲焼基礎研修課程教養講座 5月25日

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先月の25日。
タイトル講座で話させていただいた。
珠洲市文化財保護審議委員もとうの昔に辞め、
この分野で話しをするとなると、今、関心を持って学んでいる頭の中を切り替えて、整理し直さないとならない。
この講座は3時間の講義だった。

準備も大変だし、どういう繋がりで依頼してくるのか分からないし、
もう終えたつもりでいて、次への展望が見えない話しをしていても疲れるだけなので、
この手は、すべてお断りしているのだが、どうしても断れない関係の人から頼まれることがある。

今回のこれと、5月20日および6月15日の空海伝説研究会、それに6月20日の県民大学校だ。
県民大学校はスタッフが友達たちだったのでむしろ楽しみしていたのだが、スタッフが全員が入れ替わってしまった。
今は、全く行って話してこようという気力が湧かない。

このような講義は、自分がどのような立ち位置にいるのかが、今まで分からないでいた。
例えば、埋文では元資料館館長だし、仏教関係では住職、民俗関係では…いろいろあるのだが、
高校教師以下という扱いだった。
教員として、教委関係の依頼があって授業の合間に講義に出向いているのである。
高校教師を辞めてから25年。1日何時間も授業していて、その流れで話していた頃とはすべてが違っている。
写真を見る限り、平気でやっているようだが、無理しているのだ。

ただ、真宗、仏教はどれだけ話しても疲れない。それは講義の体裁を取っていたとしても、自分の学びだからだ。
話せば話した以上に課題が見えてくる。
明日8日は、七尾に行き数人での勉強会(真宗の基礎を学ぶ会?)、
11日は京都で宗教民俗学会、
14日は羽咋を起点に、真宗寺院を中心とした1日研修(2組緑紅会)。
これらは、準備がすでに大変な勉強になる。

今までやってきたことを次世代に繋ぐことも大切だと思うが、
今が勉強中で、さらに次へを求めている


この二股は、気持ちを反対方向へ持っていかなければならず、時間がかかって散髪にも行けないくらいだから、無理。
ようやく整理が出来た。
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今日は、25日の映画会に向けて珠洲市仏教会役員さんたちと、打ち合わせを行う。