初版と100刷、『西海賢二著『旅と祈りを読むー道中日記の世界ー』

『武士道』2冊

f:id:umiyamabusi:20150103212537j:image
昨年の10月、『武士道』(新渡戸稲造著、矢内原忠雄訳、岩波文庫)を本屋で見つけた。
名著・名作再発見!というのをやっていて、目の付きやすところに置いてあったのである。
この本にある「克己」で、確かめたいところがあったので購入した。
奥付に2014年1月24日 第100刷発行 とある。
f:id:umiyamabusi:20150103205458j:image
そして、先日、本を探していたら、『武士道』があるのに気づいた。
奥付を見ると、
昭和十三年十月十日印刷 昭和十三年十月十五日発行 とある。
初版本である。
f:id:umiyamabusi:20150103205459j:image
100刷の奥付を確かめた。
1938年10月15日 第1刷発行、とある。
昭和13年だ。
1刷目と100刷目の同じ本を持っている人なんて、まずいないのではないか。
あまりのことに興奮したのだが、
単に書斎にある本を知らないで、2度買いしただけのこと。
それでも、面白いので、書いた。

西海賢二著『旅と祈りを読むー道中日記の世界ー』臨川選書

f:id:umiyamabusi:20150103205452j:image
西海氏から。
西海コーナーがいるが、本の整理は、わやくそ状態。