2014-04-20 句集『暁春』 とも同行の真宗文化 能登を知る 平成3年3月11日父が還帰し、母は寂しさを紛らすように句作を始めた。それから、21年、平成24年に米寿を迎えた。それを記念して、一冊の句集を作らせていただいた。境内の桜タイトルは「春暁に夫忽然と弥陀の許」の句に暁子の「暁」を取ってつけた。 句は、編年ではなく、季節ごとにわけた。あとがきに「自然に恵まれた、能登の一寺庵における四季の様子をも伝えたく、…」とある通りである。 あとがきのまとめの句「春暁や仏恩報謝の念新た 合掌」。製作は亀鳴屋さんにお願いした。