句集『暁春』

平成3年3月11日父が還帰し、母は寂しさを紛らすように句作を始めた。
それから、21年、平成24年に米寿を迎えた。
それを記念して、一冊の句集を作らせていただいた。
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境内の桜
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タイトルは「春暁に夫忽然と弥陀の許」の句に
暁子の「暁」を取ってつけた。

 


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句は、編年ではなく、季節ごとにわけた。
あとがきに「自然に恵まれた、能登の一寺庵における四季の様子をも伝えたく、…」と
ある通りである。

 

あとがきのまとめの句
「春暁や仏恩報謝の念新た 合掌」。
製作は亀鳴屋さんにお願いした。

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