同朋推進員協議会、祠堂経お説教ー福島の子供たちー
年度でいえば25年度なのだが、
今年初めての十組同朋推進員協議会研修が
27日聖人お逮夜日に行われた。
28日、福島の子供たち
ご命日に、鈴屋のお寺へお説教に行ってきた。
祠堂経の一日だった。
昨日の夕刻にご住職から電話が入り、
福島の子供たちが、来ていて
(法話も)一席(一話)聞くので、
わかりやすいというか、子供向きの法話を…
と、おっしゃる。
早く行って、どういうことなのか、雰囲気を知ろうと思いながら
体型に合う服がなくなったので、お参りのあとに買いに行かなければ…
などと、もたついている間に、ぎりぎりにお寺に着いた。
着替えなどは持って行ったのに、財布も携帯も忘れた。
午前中はわら打ち体験をしたのだという。
指導していた地域の人が、予定ではわらじ作りまでだったのだけれど、
綯わないが出来るところまでで終わった、と話されていたが…
藁打ちからそこまで体験できれば、最高じゃないですか、と相づちをうちながら、
早く行っていたら、綯わないの最終段階ぐらい経験できたかも知れない、とも思っていた。
ご住職のお話
祠堂経のお勤めがあり、
私の話。
1時近くになって、お斎。
門徒さん、福島の子たち、運営スタッフ、
紙芝居や音楽関係のボランティアの方々、マスコミ関係者もおいでたようだが
一斉に、お斎。
それこそ、子供からお年寄りまで、で賑やか。
子供たち、関係者は外へ…。
本堂内では。
門徒さん対象の2席目御法話。
終えて、外に出ると
演奏が始まった。
この方々(真ん中の子はたぶん福島の子で、別)は、昨日は南福島で演奏してこられたそうだ…
上手だった。
飯田高校百周年で福島の児童・生徒たちに寄附をさせていただき、
わずかなカンパなどをしてきたが、このような形で現地の方々と出会う機会が訪れるとは…
不思議な、春のご命日の出来事だった。
【追記】
大谷派の行事だと思っていたのだが、スタッフに金沢の方が多いなど、違うようだと…までは気づいた。
昔話の世界を扱っているのだから、そのような話しをすればよかったかな…などと思うのは、いつものように十日の菊。
少し難しくても、スタッフの方や引率者がある程度理解でき、昔話のいろり端のように、解きほぐしてくだされればいいか…と思っていたのだが、
受け入れ先が金沢を中心としたグループで、スタッフのお一人に真宗門徒の福島移住の資料をお送りする約束をして、送り先を聞いたところで、調べてみると
突き当たった。多くの方々が参加し、春休みを利用しての行事だったのだ。
珠洲や能登町にも、自然と関わる団体が多く出入りしているのに、すぐ近くでこのような行事が行われていることは、知らないのだと思う。
色んなグループが色んな形でやっていく…ピラミッドがすぐ形成される社会だから、こういう動きがあちこちにあるのは、すばらしいことだと、今は思っている。