日本の祭りin石川2013

5日(土)、6日(日)に催された、大会に行ってきた。
私が関わったのは、石川県の参加芸能推薦・選び(石川北部・能登)、解説文の点検などで、
それで招待された。
駅前のホテル駐車場に車を止め、会場の「本多の森ホール」まで急ぎ足で歩いていったため、汗でビショビショ。
メインの「本多の森ホール」は大勢の人で(2日間で3会場に16600人(県発表)訪れた。北國新聞)、
高円宮妃がお過ごしになる会場でもあることから、
緊張感もあったのだが、
式典(13:00~13:45)途中まで汗が噴き出ていた。


指定座席は中央中程。


ステージの幕が上がると、
舞台、向かって右側に副大臣、国会議員、国土交通大臣政務官経済産業省大臣政務官…などの来賓
左に中村徹地域伝統芸能活用センター会長、谷本知事・中西副知事(大会委員長)、金沢市長…などの主催者。
右の前列に表彰を受ける芸能団体の代表者6名が着席しておいでる。
その中を、高円宮妃が中央の席に着かれ、
それからは、
受賞者にメダルをおつけになるとき以外、微動だにされなかった。



私の座席のすぐ後ろに映像関係者、その後ろに音響の関係者・設備があり、
加賀地区を指導した小林氏と私以外は、前に県の代表者がいるだけで、
空いたままの座席が多いエリアだった。


それまで、1等席は1番前と思いこんでいたのだが、
式典を終えられた知事、副知事、政府関係者、そして宮妃が
近くに座られたので、舞台がほどよく見渡せるこのあたりが特等席なのだと知った。
考えてみれば、音響などは一番いいところで設定しなければならないはずだ。


少しお手伝いしたおかげで、
全国芸能の現在一番旬(表彰を受けたものが全て、この会場で行われた)のものをほぼ1等席で観させていただいた。

公演・14:00~17:30、本多の森ホール

(ほか、県立音楽堂、金沢城公園)
○金沢素早し
○勝山左義長ばやし[地域振興賞]ーいずれもすばらしかったが、これには圧倒された。七福神が現れてニコニコうれしそうに、演奏し続ける風情、疲れ知らずの演奏と笑顔が延々…と続く。
拍手すると、次のリズム・歌がはじまる。
○白峰のかんこ踊(白山市)[活用賞]
○踊り花見(成田市)元禄期に始まるとあるが、「弥勒踊り」系の古式を伝承しているのでは…。
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○全州扇の舞。韓国・ノルマル舞踊団
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○山代大田楽(加賀市
雄勝(おがつ)法印神楽(石巻市雄勝町)[地域伝統芸能大賞]
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なまはげ踊り[支援賞 ナマハゲ面の制作・石川千秋氏]
奄美島唄(鹿児島県喜界町)[地域伝統芸能奨励賞・川畑さおりさん]
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○御陣乗太鼓(輪島市)[高円宮殿下記念地域伝統芸能賞]
フィナーレ
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(写真は、無フラッシュ、音無しで撮影)

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北國新聞2013年(平成25年)10月6日記事。

「出演者交歓の夕べ」於・五十間長屋

交歓会では、主催者側として交歓会を見守る立場だったようだ。
民俗芸能なのに、国交省経産省の方々、首長が多く、小林氏以外は民俗関係者がいない。
必然、ほとんど知った人はいなくて、珠洲からの出演団体(珠洲ちょんがり節、正院奴振り、砂取り節、馬緤キリコ太鼓)の代表者に顔出しする程度でよかったのかも知れない。


ともあれ、鹿児島喜界島から韓国、男鹿までの芸能を数時間で観たため、
翌日は、長い間旅行してきた気分だった。


日常に戻るため、というほどでもないのだが
6日には、9時からの金沢別院での日曜講座に顔を出し
まず、
法話を聞いた。