飯田トロ山祭前日~始まりー19日~20日ー

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山車の準備ができたお披露目、それに寄付を募ることも含まれていたのではないかと思うが、祭礼前日山車が町内(小字)をまわる。
踊りを披露する小学生以下の子供たちも、踊りを練習したので、19時半から暖かい拍手に包まれて、成果を披露した。
あとは、山車に乗って揺られ巡るのだ。


西勝寺は西寺町と鍛冶町の接点にあるため、両町内の山車を近くで見ることができる。
上の山車は、西寺町・大町=西大(さいだい)町
下が鍛冶町の山車。
この上に灯籠が載ることから、トロ(灯籠)山と言われる。

~殿

ちなみに、安政4年(1857)の村絵図で殿がついているのは、3ヶ寺のほかに、勘四郎殿、北村殿、上田殿で、
山車が停まっている左が勘四郎(土屋)殿屋敷だった。
その向こうの路地をはさんで北村殿があり、上田殿は西勝寺前から大運寺前に向かう角にあった。
キャーラゲ(木遣り上げ)にこれらの屋敷を讃える唄が伝わっておらず、
飯田らしい歌詞といえば
♪恵比寿・大黒、飯田の町の、西と東の守り神
ぐらいである。


歌詞の発掘と、台車をため池(防火用水)から引き上げ、乾かし、グリスを塗り…
といったかつての作業工程をとどめた記録集…
吾妻町は、海の中を曳いていたし…。
かつて活躍なさっていた方々の顔が次々と浮かぶ
おそいのかも知れない。

20日朝、いつもと違う光景

お朝事前、
いつものように本堂の後ろを眺めていた。
城山の合歓の花が目立つ
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あじさいも大ぶりであざやかさが増している
目線を左へ移していくと…
阿弥陀山の麓に
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お地蔵さん??
今朝だけの光景。

布袋さんだった。
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神社前広場へ向かう鍛冶町の山車
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屋台

16時山車巡行始まる

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