真宗講座・第10組、第五回。そして、函館浄玄寺ご門徒
2日
『正信念仏偈』の七高僧中、善導大師から源空上人までと、
聖徳太子を、さーっと進めた。
写真は声明の練習。会所:正院西光寺さん。
講師:濤恵周師
函館浄玄寺、ご門徒
今日3日は、
おそらく珠洲から、天保13年(1843)に函館宿野部に移り住まれ、
木材業・宿を営んでこられた方のご子孫がおいでになられ、いろいろ話あった。
宝暦(1751~63)頃に、
当寺の住職の弟で、円空という方が函館浄玄寺を開いておられるが、
函館のその家は、浄玄寺門徒だったことが分かった。
そして、浄玄寺は本願寺掛所(後の別院)となり、明治3年では本願寺掛所門徒となっている。
浄玄寺は、能登出身門徒の拠り所となっていた可能性が高い。
時空を越えての
深い繋がりに思いを馳せた。
平成5年に調べたところでは、明治期までの函館門徒は、15名おいでる。