真宗寺院の経蔵ー
私の回りの真宗寺院(市内、親戚寺院)で、経蔵を有する寺院はない。
ところが、気をつけてみると、結構あるのだ。
正友・覚正寺(宝達志水町)
町指定文化財
塩津・正永寺(七尾市)
中島町史、調査時から気になっていた経蔵。
きれいな造形を身近で見たとき、元石動山開山堂を思った。
次の建物が、開山堂
氷見市中田・道神社(元石動山天平寺開山道)
大窪大工の建立。享和元年(1801)年。
道神社拝殿、附棟札2枚、平成5年富山県指定文化財。
常徳寺(志賀町)
鉄眼版一切経が揃っていることで、知る人ぞ知る経蔵。
『常徳寺所蔵 藤懸徳住関連資料の調査報告』(能登半島地震ボランティア活動報告書)
平成20年(2008)3月
「常徳寺三代の学僧たち」
(常徳寺収蔵『黄檗・鉄眼版一切経』及び『蔵外典籍』調査・修復)
高畑崇導氏著
三代の学僧のうち常徳寺徳住の弟子に日本最初の文学博士・南条文雄師がいる。
宗貞寺(七尾市)
向かいの堂は、能登国三十三観音巡礼札所、
第二十四番高田橋詰観音
ここの御詠歌額が、安永五年(1776)のもので、
能登国三十三観音御詠歌の最古のもの。
宗貞寺さんの経堂には、石動山にあった閻魔大王の大きな像がある。
仏照寺(輪島市)
親鸞聖人像がある。
道林寺(金沢)
胸像が見えたので、寄った。
石川舜台師の像だった。
このお寺は舜台と縁があったらしい。
となれば、この経堂は、舜台師が利用したのかも知れない。
浄秀寺(川北町)ー藤原鉄乗師のお寺。
当寺(西勝寺)は今日から「春勧化」。