本~古本【知人】

最近いただいた本。
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加賀藩の流通経済と城下町金沢』中野節子氏著
能登印刷出版部。
流通実態に藩権力はどのように対応したか。加賀藩における流通経済政策と流通実態との関わりを論じる。
中野節子氏は金沢大学人間社会学域人文学類教授、博士。
2012年7月1日刊。
中野さんには、古文書教室があった頃の初期に一度教えていただいた。
キシッとした論文集とはこういう本をいうのだなぁ…
が実感できる。
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『久里ーKURIー』29・30合併号、29・30合併号別冊
◇田中久夫先生喜寿をお祝いして◇神戸女子民俗学
田中先生とは日本民俗学会で何度かお会いした。
神戸淡路大震災の時には、家屋を失われお見舞いのはがきを出したこともあった。
長いことお会いしていなかったが、このような心あたたまる本が届き、
77歳の先生の温顔を巻頭の写真で見ることも出来た。
今年は高桑氏に会い、間接的だが田中先生に逢った。
読売の早川さんも元気で系列社の社長になられた、との葉書をいただいた。
中野節子さんも、今年がお勤めの最終年だとのこと
様々な節目を感じるこの頃。
皆、慶賀。
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加賀藩研究ー加賀藩ネットワーク会誌」第2号
パソコンを買い換えたため、ネットの何というのか、開くーそうそうパスワードーも不明で、
わざわざ問い合わせてまで、勉強したいとも思わず
ネットワーク会誌というありようは、縁遠い。
そこから、会誌が届いた。
しかも、このブログに載せるため、表紙を開いたら、会費が収まっていない旨の案内文がはさまっていた。
申し訳ないと思いつつ、顔を知らない人の文は、こちらによほど興味がないと開かないしなぁ…と、半ば開き直り。
急いで2年分を納めた。
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『荒磯断想』千田一路氏著
風港叢書
昨日いただいた。
氏はエッセーの名人でもあり、数冊出しておいでる。
俳誌「風港」の巻頭エッセーをまとめたもの。
このところの写真調査で、新しい千田氏の句碑に気づいた(18日)。
記念誌に句碑を取り上げていて、出来るだけ網羅しようと思っているのだが、近年出来たものまで調べが行き届かない。
著名な俳人で句碑が考えられるのが千田氏なので、直接ご本人に聞いた方がいい、と思っているときに届いた。
お礼を兼ねながら、質問。
二つの句碑がある。



これは、会員。
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「すずろ物語」67号平成24年
島崎家、蛸島調査がよかった。