TEZUKURI『珠洲の民話と伝説』【執筆】【珠洲市】

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25年前の昭和60年(1985年)8月2日~5日、高校総体石川大会が行われた。
当時勤務していた飯田高校は、ウエイトリフティングの会場となった。


私が高校生だったとき行われた東京オリンピックでの金メダリスト三宅義信氏なども顔を出しておられた。


いきさつはよく覚えていないのだが、全国から集まってくる選手・顧問の方々に何か記念になるものをあげられないだろうか…、という話が職員会議で出た(はずだ)。
私も顧問として高校総体の引率ーソフトテニスで仙台大会ーをしたことがあるが、テニスの場合、ある高校が会場となることはない。だから、仙台の高校生手作りの何かをもらった記憶はないのだが、
多くの人を迎えるので、気合いが入っていたのだろう…、飯田高校では『珠洲の民話と伝説』冊子を作ったのである。
学校長は太田信夫先生だった。


当時の印刷は
いわゆるガリ版刷りで、手で回す輪転機・一枚一枚ローラーを押す道具を使っていた。生徒はまず使うことのない道具である。
7月22日~25日にかけて補習後の職員室でガリ版起こし、印刷を夜遅くまでやった。
25日までに仕上げなければならない事情があったようで、前日の24日は夜中の12時半までワァワァ…作業を行った。
25日昼過ぎに製本を終えている。


この冊子を取り上げたのは、「伝説とロマンの里」珠洲に、伝説をまとめたものが、これぐらいしかないのだ。
飯田高校百周年の記念誌は100項目ぐらいの話をまとめることになると思うが、案外、42話が載るこの冊子が基本になるのかも知れない。
【後日】この冊子を取り上げるのは2回目だった。