鳥と人の文化史・トキの舞う空へー夏期特別展ー石川県立歴史博物館ー

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8月10日夜、金沢に用事があるついでに、久しぶりに歴博を訪ねた。
ちょうど、特別展をやっていた。

突然数十年前の話になるが、私たちの最初の修学旅行(飯田小学校6年生)は金沢だった。
汽車の速さに驚き、
駅の大きいのに驚き、
初めての電話を経験し、
ヘルスセンターの温泉では、ゴー~ーンと音がして、同級生が頭を抱えて友が風呂から上がってきた。
ケガはしていなかったが、友は、風呂の深さも測らずに頭から飛び込んだおちょこちょい、の目で、いつまでも見られた。
そのヘルスセンターに、象がいた。
狭い檻に足を鎖で繋がれ、繋がれているところの皮膚が傷になっていた。
その目が哀しげで…、
それ以来、動物が実際に放たれている園や場がすっかり駄目になってしまった。
そういうことで、この手の話題は目に入ってこない習い性になっていた。
この展覧会に気づいていなかったのは、このような過去と関わる、全く個人的な事情によるのだが、
藩政期の「鳥と人の文化史」、「鵜祭り」の展示は、すごく面白かった。
3枚目の写真は、鷹匠家に伝わる物で、羽の一枚一枚に名がついている。


多くの名があるのは、生活との関わりの深さを示す。
その意味で、これらの資料の広がりは、とてつもない…驚きに似た思いで見て回った。


ところで、どこかでゆっくり泊まろうと思ったのだが、都合のいいところは見つからず、昼過ぎに家を出て、夜10時に帰った。


9日にも会議があって、疲れが溜まっているようだ。
11日は寝惚けた。
今、外は台風の雨風…
こういうときは籠って宿題を進めればいいのだが、
眠い。