2010-05-16 鳥越山長龍寺さんー能登町ー とも同行の真宗文化 2010年5月16日山号の「鳥越」からも窺えるように、ここは山田川の中流、山の集落、里の集落を結ぶ四叉路に位置する、重要地点である。おそらく替紋(裏紋)なのだろうが、当寺蔵の漆塗りの豪華な文箱に、杏葉(ぎょうよう)牡丹紋が描かれていた。鳥越砦、城を押さえていた土豪の道場・寺院化…を考える。お寺付近から見る山田・宮地地内。道路に沿うように山田川が流れている。この奥地右側が鮭尾(地名)であり、さらに上流に鮭伝説の龍神社がある。ご住職の話では、昭和20年代まで鮭が遡上したという。