金蔵、輪島河井墓地

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町野町金蔵地内に、瀟洒、可愛い、素朴な
水車・水車小屋が出来ていた。
水車は、平時忠上陸の地と伝わる、烏川河口付近にもあったことを聞いている。

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一本松公園と接する山一面が墓地で、初めて歩いてみた。
五輪残欠には一基しか出会わなかったが、
奥まった地に、このような石仏が整然と並んでいた。
三十三体ある。
西国三十三観音写しだろうと光背部に刻まれた文字を読んでみると
四国八十八カ所札所の名のある仏像があった。
よく見ると、どちらにも属さない不動明王像も何点かある。
倒れているのも一基あって、加えると34体になる。
33観音を意識して整備し直したのは間違いないだろうが、元々はどういう性格のものだったのだろう…?
後でお会いした地域史家高山文雄さんにお尋ねすると、
修験者がやってくる度に一体づつ建立していった…との伝承がある以外は何も分かっていないとのことだった。
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墓地山の真東に高洲山
真北に七ツ島が望める。
写真は墓地山から見た七ツ島。

※この日、網野家ご家族と真浦でお会いする。