NHKー能登で思う報謝の心ー宗教の時間ー

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NHK宗教の時間
これまでの放送
1月31日朝8時半からの本放送、2月7日、夕刻6時半からの再放送、2回放送を聞いた…その顛末。


今日(8日)の夕方、ラジオを聞いたという人から電話がかかってきた。
西勝寺の電話番号をあちこちに問い合わせて、かけておいでたのだという。
放送日と当寺の名前は合っているのだが、話が通じない。
そのうち、出身大学はどこそこで、82才とおっしゃっていましたね…とおっしゃるので、
大学も年齢も(自分のことについては)何も話してませんが…と返事。
昨日の今日なのに、二つの番組が重なっておいでるようだった。
それはそうとして、

ラジオを聞く…

私も子供時代は、連続ラジオ番組ーコロの物語、赤銅鈴之助、新諸国物語紅孔雀、同笛吹童子、一丁目一番地などーが始まる時間近くになると、どんなに缶蹴りや一人バッターに興が乗っていようと、ピターっとやめてラジオを聞きに家に帰ったものだった。
ただ、能登の先端部では、NHK民間放送、いずれも富山・新潟からの放送しか受信出来なかった。
だから、カミイチグンとかヒガシトナミグンとか皆目見当のつかない地名を覚え、
学校で先生が石川県にはノミグンシラミムラ字カユカユというところがあるとおっしゃるのを本当だと思っていたくらい、石川に関しては情報を持たなかった。
それから、何十年…か経ったが、ラジオの電波事情はそう変わっていないようで、
NHK富山第一KNBはかなりビシッと合うのだが、NHK第二放送は聞くことが難しい。
部屋にあるラジオは、絶えず微調節しないと雑音の方が大きくなってしまう。
比較的いいのはカーラジオで、どちらともいえない2カ所の第二放送が聞き取れる。ややいい方に周波数を合わせておいて、朝8時半を待った。
パソコンに取り込める録音機は持っているのだが、使ったことがない。
この放送を機に、機器の扱い方、ラジオの周波数あわせなどいろいろ覚えてやれ…という気分だった。
カーラジオの方は早めに録音をとりだし、部屋のラジオからはいわゆるテープ録音をした。
聞いている最中に、外浦の某所から電話がはいる。
周波数が合わせられなくて聞き取れない、それで、ゴインジョさん(私のこと)はおってかね…?
ラジオで聞くことが出来ないので本人と話そう…と思われたようだ。
こっちだって始めて聞くのだし、耳をとぎすませている最中…。
電話でお元気ですか…などと、やっている場合ではない…


しゃべった当人が言うのはおかしいのかも知れないが、大変上手に編集されていた。
となれば、電話の音、前後が入ったままで編集できない録音ではなく、カーラジオでビシッと録音しようと、再放送の7日を待った。


夕方の放送は、朝より音が揺れるし、外国の電波が混じることがある。
それは仕方がないとして、時間通り、ピターっと録音を始めたところ、途中で「シートベルトをおつけください」と音声が入ったので、暗い中、あわててボタン押したら、「○○機能は設定されておりません。~してください」と、とんでもない声が録音されてしまった。
後で聞いてみると、
ごそっきょうの「ご」は御、「そっきょう」は「そうきょう」がつまったもので、「そう」は山の下にーシートベルトを…ー
になっていた。
近代機器はおせっかいすぎて、録音さえしづらい…ということも学んでしまった。