さまざまな阿弥陀さまー真宗大谷派第十組推進員協議会ー

仏教会講演「能登のほとけさま」で、取り上げられた諸仏と、真宗の関係。
例をあげれば「蓮如上人御一代記聞書」(70)の「他流には、名号より絵像、絵像よりは木像と云なり。当流には、木像よりはえぞう、絵像よりは名号というなり。」をはっきりしておかねばと、27日の協議会で、さまざまな阿弥陀さまをお見せした。
6月16日プロジェクターが届いてから、17日の七尾鹿島坊守会、23日の8組坊守会でもやってみたのだが、ようやく、とどこおりなく使えるようになった。
そこで紹介した、地元に関する諸阿弥陀仏
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木像阿弥陀如来三尊像・日野の阿弥陀珠洲市長橋町曹源寺・曹洞宗
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十二光仏(珠洲市若山町大坊・般若山正福寺・真宗大谷派
「摂取不捨印」
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方便法身尊形の上に「南無」の二字がある。六字名号の上に尊形を描いたか、南無だけが別に書かれたのか分からないが、善導大師の「六字釈」の具現のような珍しい画像。本願寺9世実如上人代下付(珠洲市宝立町鵜飼・丈六山妙厳寺真宗。本寺以外の写真は『珠洲市文化財』(珠洲市教育委員会)。

表家の仏間(白峰)

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これは、ズーと離れて、白峰民俗村
もと元東二口村にあった表家で、真宗の道場・庄屋を勤めた。
初期の本堂内陣を彷彿とさせるので、一緒に紹介。