鍋倉孝二郎氏、来たる
鍋倉孝二郎氏とは35年来の知り合いである。
(HP)
極めて近い関係ではあるが
説明が難しいので省略。
先日、二人の若者と共に初めて我が家にお泊まりになった。
当寺には、上の2作品がある。
☞倉本四郎氏と立原由紀生氏(立原由紀生は鍋倉氏若き頃の画名)
すでにある書籍
この機会に購入した書物など。
装幀・表紙画。
『雨の名前』『風の名前』。『花の名前』
上から、「春の雨」、その右「夏の雨」、「秋の雨」、「冬の雨」、「季知らずの雨」の部分。
春の雨だと
この右側に伝馬船が浮かぶ川、
霞んだ山々の写真へと広がっていく。
ここだけ切り抜くなよ…
と叱られそうだ。
カバーから本を取り出すとき
ススキ野の中から鈴虫が姿を見せる。
昭和61年の作品。
佐藤秀明ライフワーク255点の写真と
阿久悠最後の詞20編で綴る路地物語。
この作品が生まれる経緯が
孝二郎氏筆「編集にあたって」(PDF)に記されている。
小学館で、
これらの文庫も制作なさった。
木ノ浦で。