猿の子・サルボウ(猿坊)・さるぼぼー奥能登
先の話だが、
3月25日に金沢で会議があるけど出席できるかどうかの問い合わせがあった。
その日は、高山別院の蓮如忌でお話しする予定が入っており、
会議欠席の葉書を書いたついでに
高山について調べてみた。
飛騨のさるぼぼ
ブログでは、ひだ高山の語り部ばあちゃん☞「飛騨のさるぼぼ」が目に着いた。
これは、小鳥(おどり)屋という呉服店の若主人による紹介のようだ。
高山の「さるぼぼ」は、
這子(ほうこ)、天兒(あまがつ)の流れを思わせるが、
能登では、おもに天台・日吉・猿の関係での猿の子を見かける。
奥能登の猿の子
須須神社・三崎町寺家のキリコ
須須神社の祭礼、キリコ祭りである。
須須神社は、高倉(男神)・金分(女神)の両宮からなり、
二つの山の間に別当寺・高勝寺があった(現在翠雲寺)。
このお寺は能登唯一の天台寺院である。
比叡山・天台と猿。
キリコに猿の子が多くぶら下がる。
旧高勝寺(現在翠雲寺・天台宗)地蔵堂
旧高勝寺の地蔵菩薩。
県内最大の木像地蔵菩薩坐像。
この地蔵堂にも多くの猿の子が見られる。
下の写真は、どこで撮ったものかはっきりしないのだが、
多分地蔵堂だったろう…という程度で、ここに載せる。
内保(旧門前町、現在輪島市)春祭り
輪島市町野町敷地
1989(昭和64)年。20年前の写真。
どこで撮ったのか書いてないが、
8月28日のメモがあり、この日家族で町野方面へ行っているから、
町野町敷地(輪島市)のキリコだと思う。
能登町追加
2009年4月18日「のとツーリズム」さんから、次の写真の提供があった。