横川巴人展ー高沢ろうそく店ー【七尾市】
横川巴人展が七尾市一本杉通りの高澤ろうそく店で開かれている。
16日に能登教務所で七鹿組(ななかそ・七尾鹿島組)坊守会がある。
その折に見学する予定にしていた。
ところが、15日はかなり冷え込んだ。
坊守会は10時から。
朝早く出ても道路事情がどうなるか分からない。
15日に七尾に向かうことにする。
ゆっくり巴人展を見ることが出来た。
高沢ろうそく店、巴人展案内。
香の香り、伝統のろうそくと、現代の手書き絵ろうそくの数々。
ー美しい空間で美しい時間をー
そして2階では、落ち着いた、
穏やで豊かな時を過ごせる。
横川巴人関係の書物。左から「夢」「無」「無用の花」。
「無」に惹かれ、書物をめくっていたら、
古い「能登教壇」(真宗大谷派能登教区機関紙)に巴人氏が書いた生い立ちの記が載っていた。
サーッと目を通しただけだが、祖母がお寺の出だったことに触れている。
七尾駅前のホテルに泊まった。
能登では七尾の積雪が多かったようだ。
向こうの山脈は七尾城山。
翌朝も9時頃に高沢ろうそく店さんをたずね、
しばし香りと巴人の世界にひたった。
その後お会いした和田勝さんに
「能登教壇」に巴人の書いた記事があったことを話していたら
「能登教壇」の題字は巴人が書いたものだとおっしゃった。
目からウロコというか
能登教壇の題字は誰が書いたのだろうか?
などと考えたことがなかった。
あらためて見てみると…
巴人らしい字だ。
こんなところに、巴人に出会っていたなんて…
☞巴人作品