7日正月ー叩き堂(たたきど・たたきどう)まつりー【珠洲市】【執筆】

6日年越し、7日正月、そして六斎日でも重要な半月の8日。
この時を境に人びとは日常生活に戻っていく。
最初の五節供である「人日」が7日だし、
7日に向けての年越しの晩には
門前では怠け者をいましめる「アマメハギ(あまめはぎ)」が行われ、
珠洲の先端片岩町では叩き堂祭りが行われる。
この行事は
猿退治、生け贄、
包丁始め、
棒(バイ)で堂を叩き、すなわち大地を揺さぶって大地に活力を与え
豊穣を願う、
旧白山、日吉社行事の習合、
などなど、様々な要素が入り混じっっている。


今晩はタタキドーだなぁ…とは思うのだが、
報告を書くなどの、はっきりした目的がないと見にいく気になれない。
それで、『石川の祭り・行事』に書いた行事の様子を紹介する。
平成11年、10年前に発行された報告である。
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写真・渋谷利雄氏。
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珠洲市片岩町の叩き堂祭り(PDF)本文中写真・西山。