手習い・書籍
自分を知るには郷土を知らなければならない。
郷土を知るには、せめて奥能登を
もぅちょいと広げて能登全域を…
やはり
「能登民俗辞典」のような本が必要だ。
ないのだったら
作ればいい…
ここまでは、いつも考えるパターン…。
そこに
今回は「ボランティアガイド」
「シーニックバイウエイ・絶景街道」
「高校百年記念誌」などが繋がり混じってきたので、
もたついてしまった。
原点に帰って
データー集めからはじめればいいのだ。
ということで、60を越えているが、
60の手習い。
まず、「くしの郷」を出している門前郷土史研究会に入会した。
引き続き
石川県考古学研究会に入会。
富来の郷土史研究会へは1月に講演に行った時に入ることにして、
「能登の文化財」も見ておかなければならない…。
5年前の今頃
珠洲市文化財保護審議委員を辞したあとは、
能登国分寺資料館においでになった塚林康治氏を頼り、
お寄りした際に購入していたが、
氏が退職されてからはトンとこの本とは縁がなくなった。
それで、
七尾市文化財課へ直接注文。
最新の本を見ると、当然のこととはいえ、ずいぶんメンバーが変わっている。
珠洲市にさえ、知らない審議委員がおいでる。
興味をひいた論
「珠洲の塩作りと文化財」見瀬和雄
「祭祀遺跡「石仏山」」高山一夫
「能登部長楽寺の仏達」家中進
「能登国三十三観音のたび」を書いた折、このお寺で紹介された観音にある疑問を持ったが、やはり、だった。
丁寧な調査報告。
「宝達山和銅寺とその遺構」寶達俊臣。
「奈豆美比咩神社由緒について」田中外余成
「梵鐘喚鐘調査」(中間報告)
「四坪薬師寺の大般若経に見る弥勒信仰」和嶋俊二
「能登町の石動山天平寺の遺品」坂下喜久次
「梵鐘喚鐘調査」
「能登の文化財」に限ったことではないのだが、資料として挙げてあるデーターが、何に(どの本)よったのかを明記してないものがある。いい報告が多いだけにもったいない。
届いてから気づいたのだが
執筆本を集めた本箱に同じ号が2冊あった。
3冊目!。
この頃は審議委員メンバーのひとりだった。
もうちょっと丁寧に捜せば、この号はどこかから出てくるのかも知れない。
復刻版1~5号。3号のみ既存。
6~10号。こちらは無いのが10号のみ。
11~15号。12,14号が欠号。
全巻どころか、それ以上揃った。
生かすも生かさぬも、これから…。