「あえのこと・アエノコト」基礎資料

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(若山町火宮・田中家ー暮れのあえのことー「北國新聞」6日朝刊(pdf)


あえのこと、田の神については、
なんだかんだと以下の日で触れている。
2005年12月5日には、
暮れは出来るだけ遅く迎えに出て、春は早く田に出ていただく…について書き(ー昨日は午後3時までに、中心となっている家々の行事はすべて終わったようであるー)、


以降
「歴史民俗博物館と田中家」「上山春平氏の”あえのこと」12月5日、
「4ヵ所の”あえのこと”」「白米”あえのこと”復活のエピソード」12月6日、
「”あいのこと”から”あえのこと”へー小寺廉吉氏と馬場宏氏ー」12月7日、
「コト八日へ続く行事」12月8日、
「描かれた”田の神”さま12月24日、
「田の神画像の謎12月25日、

2006年
「”あえのこと”執行家巡り」2月9日、
「起舟」・田打ち正月」2月11日、
「七尾のタンカブサマ」3月6日、
「ためらい」7月10日、

2008年
「日野西真定氏との”あえのこと”」3月13日、
「北陸三県民俗学会に向けて」8月31日、
「新聞・舞台”あえのこと”と”あいのこと”9月27日、
「奥能登の”あえのこと”展」10月4日。


その流れに、今年度の北陸3県民俗の会での発表があった。


そのレジメ。
タイトルをは、共通テーマー(稲荷信仰)に沿って
『「あえのこと」「地神」のお稲荷様』とし、1ページ目から4ページ目までで
「あえのこと地帯(奥能登)の稲荷神」を南から紹介(pdf)
5、6ページでは「”あいのこと”と”あえのこと”に見る田の神の姿」、別資料「珠洲市・能都町の地神」(pdf)を取り上げた。
他に「写真資料A・B」(pdf)も用意した。


「田の神の姿」を抽出していく中で、
多くの研究者が発表した基礎資料、論を一冊にまとめた本があればいいなぁ
と強く感じた。

資料追加2009年12月、「あえのこと」文献

2013年2月9日
藩政期の田の神御御膳
など