御崇敬(ごそっきょう)再開ー羽咋市

この仏事が途絶えたのは、文化6,7年(1809~10)
、あまり多くの人々が参集するので、公儀からのお調べがあったこの2年と、昨年の能登沖地震で、会所に甚大な被害が出て、行えなかった2回のみである。

今年の御崇敬は、その意味でも感慨深い出来事だったのだ。
歓喜光院殿御崇敬(かんぎこういんでんごそっきょう)が次の新聞記事のように営まれているー北陸中日新聞11月14日朝刊。
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広陵兼純師は11月8日まで当寺でお話しいただいた。
佐々木伸麿氏は来年草々お話しいただく。

で、滅多にお話を聞けない川岸不退師の法話聴聞すべく
15日、午前中のお取り越し(おとりこし、在家・門徒さん宅報恩講)を終え、
胸ときめかせながら羽咋に赴いた。
午後4時近く 閑散としている駐車場に車を止め
宿寺へ向かうと、宿寺すぐ側の駐車場に
もう大家といっていいのだろう
声明の大家・美濃晃師が立っておられた。

久しぶり…
話を窺うと、その日の日程をすべて終えたところだという。
夜は?
ない…。


エエッ…と思ったが、雰囲気を味わえたし、
美濃師やご住職の手捲(てづか)氏ともお話しできたしよかった…
ことにしよう。
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宿寺・双樹寺さん。
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ご住職・手捲哲乗師と美濃晃師
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仏旗はためく羽咋市酒井の町。