臼ヶ峰(臼が峰)太子法要
臼ヶ峰太子堂の説明書きを見て、
ここをお通りになった親鸞聖人に
聖徳太子が羽咋一帯の布教をお願いした、
との伝説があることを知った。
8月1日にお参りがある旨も記されていた。
ところで、そのお参りは何時から始まるのだろう。
県が違うので、知りようがない。
氷見市のどこかの課が管轄しているのだろうか?
と、考えているうちに
氷見市博物館館長・小境卓治氏を思い出した。
小矢部じゃない、間違いなく氷見だったよな。
案内板を思い浮かべる。
間違いない…氷見だ。
小境氏はお留守だったが
調べておいて欲しい旨の伝言を入れる。
これだけ確かなソースはない。
今日の会議ー推進員養成講座打ち合わせーを終え、連絡すると
詳しく教えてくださった。
○昔は8月1日に定例でやっておいでたとのこと。
不動の日だったようだ。
「コンゴウの一日」行事だったようだ。
近年は、第一日曜に行っているという。
○羽咋本念寺さんから、太子絵伝(絵解き、といわれたかも知れない)を借りて、絵解きを行っていたという。
その絵解きをなさる方が、一昨年亡くなられたそうだ。
○親鸞聖人像の前でお参りがあり、
小境さんが10数年前に調査した時には、お昼にはおにぎりが出、午後から「万人講」が営まれていた。
その時は、10時から始まったという。
○床鍋の光楽寺さんが招待され、お参りをなさっていた。
石川県側の所司原、見砂からも大勢お参りなさるという。
○臼が峰の地蔵さん、臼が峰百合の里との関係もあって、今年の日程はまだ決まっていない。
以上の緻密な報告をいただいた。
本念寺蔵「聖徳太子像」
を調べてみよう。
平成九年、県歴史博物館秋期特別展図録。
ここに載る「太子像縁起」に臼ヶ峰のことが記されている。
これを読み上げるのだろうか
それとも別の縁起があるのだろうか…