『「日本百名山」の背景』『前田慶寧と幕末維新』『あどうものがたり』

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12月8日、安宅氏より。
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28年前の1980年。
当時県立高校の教員をなさっておいでた安宅先生たちと
「石川県高等学校図書館郷土資料総合目録」を作成した。
その時の委員8名に能登からは四柳嘉章氏と私が参加していた。
それがご縁となったはずだ…安宅氏が中心となって
昭和60年に能登印刷株式会社から刊行された『ふるさと文学探訪 鏡花・秋声・犀星』にも加えてもらった。                            
あらためて執筆者を見ると「石川現代文学の会著」となっている。
現代文学の会員…という時代もあったのかな。


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徳田寿秋〈としあき〉氏より。
最後の藩主名は、どう読むか?
ヨシヤス。難しい。
このひとりの人物を通しての新たな幕末維新史が構築されていく。
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昨日、金田久璋〈ひさあき〉さんから届いた。健筆。
しかも詩と民俗調査が溶け合った書。
タイトルは
「雪はこぼすがごとくふりていと寒ければ、
男女童ども埋火のもとに集いして、あとうがたりせり。」
菅江真澄『かすむこまがた』とあるように
相づちを打ちながら話する事、あるいは昔話もいうのだそうだ。
「あどう」とは、「あ尊と」のあいづちだそうで
小さな受け念仏の場を思い浮かべた。