珍しい板碑ー七尾市

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左の板碑が珍しい。
キリーク(弥陀)の上部に梵字ア?が刻まれている。
これを見つけたとき、板碑研究者にいったのだが、その後調べに来た様子がない
(『七尾市史』は桜井甚一氏が調べたのを後追いしたと書いてあるように、丁寧な後付は行われているが、
これは載っていない )。


ここを訪ねるには坂道を歩かねばならず、大勢での見学は無理だろう。
氷見市中田を通ったら、船が虻ガ島に向かっていた。
夏の間、虻ガ島航路があるのだった。
明日は何とか乗ろうと思いながら通り過ぎた。
石動山で鰯が湧き出たのはここと通じているというからだとの伝説の現場を、一度目にしておきたい。
できれば引率解説の折に虻ガ島はこんな島でした…
と伝えたい( 翌日帰り道に通ったのだが、月曜でもあり、乗る人がいないらしく船影は見えなかった )。